「みんなの家」

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今日は現代美術館のペリアン展であった伊東豊雄講演会に行きました。
「建築が家具をつくり、家具が建築をつくる」
伊東さんの建築と家具についてのお話だったのですが
最後に家具の話ではないのだけどとお話くださった応急仮設住宅「みんなの家」
これが一番心に響きました。
最近とても気になっていた建築です。

「みんなの家」は仙台市宮城野区に創られた延床面積38.88㎡の木造平屋の応急建築です。
切妻屋根にスギ板張りのシンプルなつくり。
大きな縁側があります。
中には大きなテーブルと4.5枚の畳と小さなキッチンとトイレそして薪ストーブがあります。
ここは多くの人が集いおしゃべりしご飯を食べたりお酒を飲んだりと心和ませる場・将来を語り合う場となっているそうです。


伊東さんが何度も被災地を訪れここに何が必要なのか考え発想されたのが「みんなの家」です。
熊本県が賛同し木材の提供や建設費の大半を引き受け実現しました。
住民たちと何度も話し合いながら設計を進められ名前のごとくみんなで創られました。
伊東さんのいつもの新しい挑戦をするびっくりするような建築とは全く違います。
オリジナリティな表現がない建築を創ることに何度も自問自答を繰り返したと雑誌で読みました。
でもこのお話をされている伊東さんはとてもいきいきと喜びに満ち溢れていらっしゃるように見えました。


「みんなの家を100個創りたいと思っているんですよ」
と言われた時の伊東さんの笑顔がとても素敵でした。



日経BP社ケンプラッツ「みんなの家」とは
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/column/20111124/555632/

「みんなの家」応急仮設住宅 増築
設計:伊東豊雄・桂英昭・末廣香織・曽我部昌史・くまもとアートポリス東北支援「みんなの家」建設推進委員会
施工:熊谷組
工期:2011年9月~10月震災から235日後着工
設置期間:2年(予定)


yumily
広島ブログ
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by yumily_sketch | 2012-02-12 01:50 | 講演会・セミナー・イベント | Comments(0)
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