「コミュニティアーキテクト」 公開まちづくりセミナー2010

建築士会に入会されているみなさんに配られる
「建築士」の3月号の特集テーマは「コミュニティアーキテクト」でした。
9月に開催される「UIA2011東京大会」では「コミュニティアーキテクト」シンポジウムが開催されます。
「コミュニティ・アーキテクト」
聴きなれない言葉です。
そこで広島県建築士会主催の今年のまちづくりセミナーでは「コミュニティアーキテクト」について勉強することになりました。
京都女子大学家政学部准教授の北尾靖雅先生に
「コミュニティ・アーキテクト・歴史、環境、資源そして人権」
と題してお話を伺いました。
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初めに社会住宅の全戸数に占める割合の国際比較のグラフを見せていただきました。
一番高いのはオランダで日本は一番低いです。
しかし孤立状況の比較ではオランダが一番低く日本が一番高いのです!
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コミュニティ建築家「ラルフ・アースキン」のお話を通して北欧のコミュニティアーキテクトが街にどんな働きしているいのか社会にどう貢献しているのかということを学びました。
アースキンは
住民が必要とすることを自らで発見し自分たちの環境について自らが考える
という仕組みを設定しました。
建築家や行政が
ほらここにこんな風に住みなさい・と決めるのではなく
住民達が自らコモンスペースについて考えるという住民参加型プロジェクトです。
そこから当然コミュニティも生まれるでしょうね。
私たち住宅設計者は施主の気づいていない必要としていることをカタチにするのが仕事です。
言われた通りのことをするのではなく、また設計者が押し付けるのではなく
施主が必要としていることを自ら気づいてもらえるようにするという訓練を日々しています。
この職能を生かしまちにも働きかけることができるのだということなのだと思います。
ただし私たち建築士も勉強しなければいけません。
住民の人たちも勉強しなければいけません。
その勉強の場を建築士会が設けるべきなのだという先生は言われました。
「集まって住む」がテーマな私にはとても興味深いお話でした。
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大学での半年分の講義を2時間でお話していただいたのでとても聴き足りませんでした。
セミナー後の先生を囲んでの懇親会でも熱いお話を伺い私も熱くなりました。
いつものように身体中の血が血管の中で小躍り状態です(笑)
もっとたくさんの方にも聴いていただきたいと思いました。
「コミュニティアーキテクト」
私の理想とする建築家です。
素晴らしい。
あー。もっと学びたい!
9月の東京大会行こうかな。


yumily
広島ブログ
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by yumily_sketch | 2011-03-11 22:40 | 講演会・セミナー・イベント | Comments(0)
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