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FLW ツアー ⑲  ロビー邸 家具

ライトの建築の特徴のひとつにcantileverがあります。
どこのライト建築ツアーガイドさんからもこの言葉が出るので建築関係ではないKfamilyもすぐに覚えマスターした建築用語です。
キャンティレバーは片側だけで持ち出す片持ち梁のことです。
ライトは建築だけでなく家具にも使っていました。
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キッチンのテーブル
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こんな風に片方からぐーんと出てるのがキャンティレバー。
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ライトは作り付け家具も多く作っています。

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この引出は和を感じました
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建築もインテリアも見どころ満載です。






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by yumily_sketch | 2017-06-22 16:34 | FLWツアー | Comments(0)

FLW ツアー ⑱  ロビー邸 リビング&ダイニング

ライトの創る住宅は内部も今までのアメリカにはなかったものでした。
今までとんがり屋根の中にあった召使いのお部屋をキッチンのそばに置きました。
動線良いですよね。
そして壁と扉に囲まれたたくさんの箱を嫌いました。
キッチンの箱。ダイニングの箱。リビングの箱。接客の箱。読書のための箱。
寝室以外は箱の意味を見いだせないと言っています。
多くの壁と扉を取り払いそれぞれの機能を満たす大きな空間を作りました。
狭く明るくない廊下や階段を抜けると広く明るい空間が現れます。
ライトの建築の特徴です。
これは安藤忠雄もよく使っていますよね。
安藤さんはアプローチでかくしてわっと建物を見せる。
抜けたときの印象が強くて効果が増します。

玄関から内部に入りましょ。
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壁も天井までの壁ではなくゆるく仕切っています。

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階段上がって左右にリビングとダイニングがあります。
ダイニングと階段の仕切り家具。

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ダイニングルーム
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このライトデザインの家具は今シカゴ大学の美術館に展示されています。
ロビーチェア
ロビー邸のためにデザインされた背の高い椅子
ライトは背の高いダイニングチェアをたくさんデザインしています。
これはこの高い背で広い空間の中に食事スペースを作っているのです。
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ダイニングとリビングをつなぐスペース
天井も注目ね。

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リビングルーム
リビングと階段を仕切っているのは暖炉。
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Frederick C. Robie House
竣工:1908年




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by yumily_sketch | 2017-06-21 08:57 | FLWツアー | Comments(0)

FLW ツアー⑰  ロビー邸 外観

ロビー邸は草原住宅(プレーリーハウス)と言われるライトの住宅のスタイルです。
西部のプレーリーのために建設されたのびやかな大地に調和する住宅です。
長く低いラインが特徴です。
深い庇となだらかな勾配屋根。
これまでのアメリカの住宅には屋根裏と地下室がありました。
ライトはそれらを死んだ空間と言い排除したんですね。
ライトの住宅は大地から建っているのです。
これって今では普通ですよね。
でも当時のアメリカでは変わったことだったわけです。
屋根裏や地下のない家なんて!
収納はどうするの?という感じです。
こういう質問にライトは「人間が多くのがらくたをためこんでおく理由はどこにもない」
と答えていたと弟子のエドガー・ターフェルは書いています。
この時ライトはもう断捨離を唱えていたのね。

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私もですね屋根はライトに影響を受けています。
冬の日差しを遮ることもあるので庇は長くすればええってものじゃないよと言われますが私は長い庇が好きです。
しかしここはすごいです。
15インチ(43㎝)の造船用のH鋼二本が入っているそうです。

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ここにもライトの印ポットが
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ガイドさんが説明されているのは目地のこと。


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ライトは水平ラインを強調させるために縦と横の目地の深さと色を変えているんです。縦目地は平目地(タイルと同じ高さ)で色もタイルと同化させ横目地は沈み目地(タイルより引っ込んでいる)。
これは初めて知りました。
職人さん泣かせの仕事ですがこの効果は大きい!

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ライトは煙突をまとめて大きいものにするのを好んでしました。
細い煙突が何本もたっているのはすっきりしないとか威嚇的な感じがすると思ったのでしょうか。




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Frederick C. Robie House
竣工:1908年



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by yumily_sketch | 2017-06-17 12:48 | FLWツアー | Comments(2)

FLW ツアー ⑯ ロビー邸 照明 

ライトは建築だけでなく照明や家具も名作を残しています。
時々見られる有名な照明ですがこの照明が生まれた空間に立つことはとても楽しみなことでした。

こちらはロビー2
邸名が名前になっています。
 
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ロビー1はロビー2に比べてシンプルです。

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リビングルームのロビー1 圧巻!!
夜の灯り見たいですね。
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この照明は他の住宅でもよく使われていました。
□がライトだな。
何気に素敵。流石ライト。
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今フランク・ロイド・ライト生誕150周年を記念し、帝国ホテル東京でライトの資料の展示があります。

  • 期間:2017年6月8日(木) 12:00~
  • 場所:本館1階正面ロビー 特設スペース「インペリアル タイムズ」 ※鑑賞無料


いつまでなのかは不明。来月上京予定なのでそれまでやっていたら行きたいな。
お近くの方は是非どうぞ。



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by yumily_sketch | 2017-06-15 09:06 | FLWツアー | Comments(2)

FLW ツアー ⑮ ユニティ・テンプル

ユニティ・テンプルはユニバーサリスト派の教会です。
ライトが独立して間もないころこの教会の設計の依頼が来ました。

この建築は予算が4万5千ドル。
当時石造なら2倍はかかる時代だったということで大変厳しい予算だったことがわかります。
どのような形にするかは材料にあったとライトは言っています。
そしてこの予算4万5千ドルがこの材料を決めました。
その材料はコンクリートです。
ローコストにするために正方形の形にして3面は同じ形。
型枠を使いまわせるようにしました。
外壁は型枠に石鹸を塗り表面凝固しないようにし、木枠外した後こすり砂利を出すという仕上げ。
構造のコンクリートを仕上げにしています。
この時代にアメリカでこういう仕上げにした建物はなかったのでしょう。

ライトは尖塔なし建築様式無しという新しい教会を提案しています。
ライトは自伝でこの案を提案する前に理解してもらえるだろうかと心配しています。そして自由主義だった牧師のおかげで実現できたと語っています。
ライトはここをchurch(教会)ではなくtemple(神殿)と名付けていることにもこだわりを感じます。

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こちらがメイン通りです。
車通りが多く音の問題があるのでこちら側は閉じられています。
防音も考えてのプラン。
二面同じ表情ですね。

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外壁修復中。
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2017年6月まで修復予定で内部を見学することはできませんでした。
教会建築好きでいつかは礼拝堂!の私としては本当に残念でしたが、いつかまた来ようと思います。
きっときれいに修復した姿を見においでってことなんですよね。
また来るね♪ ユニティ・テンプル

ユニティ・テンプル
竣工:1905年


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by yumily_sketch | 2017-06-13 10:13 | FLWツアー | Comments(0)

FLW ツアー ⑭  ルッカリービル バーナムライブラリー 

バーナム&ルート事務所はオフィスをここルッカリービルの11階に移しました。
こんな高層でも安全なんだよと証明するためとガイドさんが言われていました。
この暖炉の前でのお二人の写真がお部屋に飾ってありました。
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1890年のバーナムさん(左)とルートさん(右)
127年後の人々にもこの建築が愛されていることを想像したでしょうか。
そしてもっともっと先まで大切にされるんですよ~。素晴らしいです!
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ここはかなりの改装が繰り返されていたようで丁寧に修復されたそうです。
天井の梁にも装飾が施されています。

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現在はバーナムライブラリーとなっています。
一般の人は入れなくて私たちはツアーに参加したので見学できました。
館内の人は使えるのかな?
この図面はバーナム&ルート事務所の時のものでしょうか?

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バーナム&ルート事務所は1893年のシカゴ万博の総監督でした。
このお部屋で博覧会の会議が行われたそうで万博の時の写真も飾られていました。
このシカゴ万博には日本も参加していて宇治の平等院を模した鳳凰堂を創りました。
これがフランクロイドライトが日本に興味を持つ始まりになります。
シカゴ万博はシカゴの建築家たちによりヨーロッパの新古典主義で飾られました。
このことをライトの師ルイス・サリバンは時代遅れだと思っていました。
たった一人サリバンは担当した交通館を古典主義に縛られない新しいオリジナルな建築の提案をしました。
ライトはサリバンのそういうところに同感し尊敬していたのだと思います。
ライトは当時絶頂期だったバーナムから一緒に仕事をしようと声をかけられていますがNOと言っているのです。
バーナムも今も名を残している素晴らしい建築家。だけれどもライトの目指すところはバーナムとは違っていたのですね。



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by yumily_sketch | 2017-06-08 01:27 | FLWツアー | Comments(0)

FLW ツアー ⑬  ルッカリービル外観 

シカゴの大火のあとシカゴ派と言われる建築家たちが新しい技術で高層の建物を創り街を再建します。
シカゴはニューヨークより先に摩天楼の建設が始まっています。
そしてここルッカリービルが世界最古の摩天楼と言われているビルです。
シカゴ派の中でもルッカリーを設計したバーナム&ルート事務所は代表と言える設計事務所です。
このビルが当時どれだけ注目を集めたか想像できますよね。
ライトのデザインもですが摩天楼の元祖としての意味も深いだけに
今も残っていて大切にされていることがとてもうれしいではありませんか!

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イスラム風の装飾ですね。
この時代は装飾建築が流行っていました。

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1905年にライトが改修をしていますが外観は何も変えませんでした。

ルッカリービル
竣工:1888年
設計:ダニエル・バーナム&ジョン・ウェルボーン・ルート
鉄骨11階建て1988年に12階が増築
所在地:シカゴ


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by yumily_sketch | 2017-06-04 14:25 | FLWツアー | Comments(2)

FLW ツアー ⑫  ルッカリービルロビー 

ルッカリービルは1888年にダニエル・バーナムとジョン。ウェルボーン・ルートの設計で建てられました。
その後1905年にライトが改修しています。
この照明器具のインパクト大でこれでライトオーラを醸しだしています。

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この空間圧巻です。
階段のポットふたつ。
ライトがデザインした印のようなものです。
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ガイドさんが改修前の写真を見せて下さいました。

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階段下の部分の植木鉢のポットはライト建築にはよく出てきます。
ライトの建築の印のようなものです。
ここは私のデザインなんだよと言ってるようです。

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改修時ライトが柱のデザインも変えました。
一部分ふさがれてなくて改修前が見えるようになっています。

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ライトの建築にはガイドツアーがあるものが多くツアーではボランティアの方が説明をしてくれます。ガイドさんはみんなライトの建築をとても自慢そうに語ってくれます。
この手すりのデザインもライトかな。
英語がわからなかったけどガイドさんがめちゃうれしそうな顔で説明されているからそうなのかなと思ったのだけど・・。(Kちゃん教えて)
ライトツアーに参加しようと思われているみなさん
英語を勉強して行きましょう(笑)

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by yumily_sketch | 2017-06-03 15:43 | FLWツアー | Comments(2)

FLW ツアー ⑪  ルッカリービル 階段

美しすぎる階段
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by yumily_sketch | 2017-06-02 15:36 | FLWツアー | Comments(0)

FLW ツアー ⑩  Dana-Thomas House②                                      

ダナ邸のある街 イリノイ州の州都スプリングフィールド
このあたりは高級住宅街だったのでしょう。
その中でもこのダナ邸はは目をみはる豪邸。
ダナさんは仕事や社交の場としてもこの家を使われていましたが近所の子どもたちに対しても開かれていて本の読み聞かせなどをしていたそうです。
そのお部屋にはアイスクリームを入れる冷蔵庫があり子どもたちへプレゼントしてたとガイドさんが言われていました。
あの時代にアイスクリーム!
こんな素敵なおうちで本を好き放題に読みアイスクリームのおやつがあるなんて
子どもたちの笑顔が浮かびます。

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外壁のローマレンガはイギリスからの輸入品。
実施図面では赤っぽく描かれていたれんがはゴールデングレーに。
そして屋根は見えにくいけど朱っぽい赤です。
このれんがの色街に優しい。
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ダナさんは1928年までこの家に住み1944年にトーマス・パブリッシング商会が買い取りました。
なのでダナ・トーマス邸と言われています。


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この街にはリンカーンが1837年から、アメリカ合衆国 第16代大統領に選ばれる1861年まで住んでいた家もありました。
無料ガイドツアーがあるみたいです。
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スプリングフィールドの見守りくんもかわいい。
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Dana-Thomas House
設計:フランク・ロイド・ライト
竣工:1902年
修復:1990年



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by yumily_sketch | 2017-05-19 09:19 | FLWツアー | Comments(2)