FLW ツアー ⑭  ルッカリービル バーナムライブラリー 

バーナム&ルート事務所はオフィスをここルッカリービルの11階に移しました。
こんな高層でも安全なんだよと証明するためとガイドさんが言われていました。
この暖炉の前でのお二人の写真がお部屋に飾ってありました。
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1890年のバーナムさん(左)とルートさん(右)
127年後の人々にもこの建築が愛されていることを想像したでしょうか。
そしてもっともっと先まで大切にされるんですよ~。素晴らしいです!
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ここはかなりの改装が繰り返されていたようで丁寧に修復されたそうです。
天井の梁にも装飾が施されています。

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現在はバーナムライブラリーとなっています。
一般の人は入れなくて私たちはツアーに参加したので見学できました。
館内の人は使えるのかな?
この図面はバーナム&ルート事務所の時のものでしょうか?

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バーナム&ルート事務所は1893年のシカゴ万博の総監督でした。
このお部屋で博覧会の会議が行われたそうで万博の時の写真も飾られていました。
このシカゴ万博には日本も参加していて宇治の平等院を模した鳳凰堂を創りました。
これがフランクロイドライトが日本に興味を持つ始まりになります。
シカゴ万博はシカゴの建築家たちによりヨーロッパの新古典主義で飾られました。
このことをライトの師ルイス・サリバンは時代遅れだと思っていました。
たった一人サリバンは担当した交通館を古典主義に縛られない新しいオリジナルな建築の提案をしました。
ライトはサリバンのそういうところに同感し尊敬していたのだと思います。
ライトは当時絶頂期だったバーナムから一緒に仕事をしようと声をかけられていますがNOと言っているのです。
バーナムも今も名を残している素晴らしい建築家。だけれどもライトの目指すところはバーナムとは違っていたのですね。



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# by yumily_sketch | 2017-06-08 01:27 | FLWツアー | Comments(0)

FLW ツアー ⑬  ルッカリービル外観 

シカゴの大火のあとシカゴ派と言われる建築家たちが新しい技術で高層の建物を創り街を再建します。
シカゴはニューヨークより先に摩天楼の建設が始まっています。
そしてここルッカリービルが世界最古の摩天楼と言われているビルです。
シカゴ派の中でもルッカリーを設計したバーナム&ルート事務所は代表と言える設計事務所です。
このビルが当時どれだけ注目を集めたか想像できますよね。
ライトのデザインもですが摩天楼の元祖としての意味も深いだけに
今も残っていて大切にされていることがとてもうれしいではありませんか!

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イスラム風の装飾ですね。
この時代は装飾建築が流行っていました。

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1905年にライトが改修をしていますが外観は何も変えませんでした。

ルッカリービル
竣工:1888年
設計:ダニエル・バーナム&ジョン・ウェルボーン・ルート
鉄骨11階建て1988年に12階が増築
所在地:シカゴ


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# by yumily_sketch | 2017-06-04 14:25 | FLWツアー | Comments(2)

FLW ツアー ⑫  ルッカリービルロビー 

ルッカリービルは1888年にダニエル・バーナムとジョン。ウェルボーン・ルートの設計で建てられました。
その後1905年にライトが改修しています。
この照明器具のインパクト大でこれでライトオーラを醸しだしています。

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この空間圧巻です。
階段のポットふたつ。
ライトがデザインした印のようなものです。
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ガイドさんが改修前の写真を見せて下さいました。

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階段下の部分の植木鉢のポットはライト建築にはよく出てきます。
ライトの建築の印のようなものです。
ここは私のデザインなんだよと言ってるようです。

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改修時ライトが柱のデザインも変えました。
一部分ふさがれてなくて改修前が見えるようになっています。

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ライトの建築にはガイドツアーがあるものが多くツアーではボランティアの方が説明をしてくれます。ガイドさんはみんなライトの建築をとても自慢そうに語ってくれます。
この手すりのデザインもライトかな。
英語がわからなかったけどガイドさんがめちゃうれしそうな顔で説明されているからそうなのかなと思ったのだけど・・。(Kちゃん教えて)
ライトツアーに参加しようと思われているみなさん
英語を勉強して行きましょう(笑)

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# by yumily_sketch | 2017-06-03 15:43 | FLWツアー | Comments(2)

FLW ツアー ⑪  ルッカリービル 階段

美しすぎる階段
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# by yumily_sketch | 2017-06-02 15:36 | FLWツアー | Comments(0)

三瀧荘③ お料理

私たちのお部屋は樹齢400年の樅木が見えるお部屋「樅の間」でした。
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お料理もおもてなしも素敵でした。
私が建物についての質問したらお店の方はわからないことも調べて下さったり
お店の歴史の書いてあるパンフレットを持ってきてくださったり
他の方に訪ねて下さったりと本当に親切にしていただきました。
ホスピタリティ素晴らしいです。
勉強しますと言われましたがホント建物自慢もされるといいのになと思いました。
大好きなたてものとたべものを満喫させていただきました。
また行きたいお店です。


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# by yumily_sketch | 2017-05-29 02:10 | 食べ物 | Comments(0)

三瀧荘② お庭

ここはお庭も素敵なのです。
お手入れされているけどとても自然な風景で気持ちがいい。
もみじが素晴らしい。
緑の紅葉も好きだけど紅葉した景色も見てみたいわ。
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お部屋も廊下もどこの窓からもお庭が見れます。
それぞれ違う表情のお庭で廊下を歩くのが楽しい。

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2階からは昭和チックな瓦も楽しめます。
サイズの小さいかわいい瓦です。

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これは樹齢400年以上と言われている樅木。
風格あり。


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カープ鯉がいましたよ(^▽^)
きっと人気者ですね♪
得意げに泳いでいました。

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# by yumily_sketch | 2017-05-28 00:22 | 建物探訪 | Comments(0)

三瀧荘① 建築

前から行ってみたいと思ってた三瀧荘に行きました。
建築関係の人と一緒だったので建物についてあれやこれや質問していたらこの日はお客さまが少なくて建物内を案内してくださることになりました。ラッキー♪
この建物はフマキラーの社長さんが迎賓館として建てられたそうです。
洋館が明治の終わりに建てられ昭和初期に和風の本館が増築されました。
1946年に料亭旅館としてスタートし2009年に結婚式場と料亭のゲストハウスとして生まれ変わりました。
この洋館は今でも迎賓館と呼ばれていて昭和天皇やマリリンモンローや美空ひばりなど著名人が宿泊されてました。
マリリンモンローが新婚旅行で広島に来てたなんて全然知らなかった・・。

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洋館の内部
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夜はバーになるのかな。
船底天井でジャパニーズモダーン。
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個室はそれぞれ個性的です。
そしてお庭が見えます。
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結婚式場の回り縁の天井は網代。
編み方が面白い。
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シガールームは蔵。
今はあまりいいところでたばこ吸えないこと多いけどここは素敵な空間で煙楽しめそう。

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# by yumily_sketch | 2017-05-27 01:10 | 建物探訪 | Comments(2)

村野藤吾のスワンチェア  広島市現代美術館

家具や照明器具などもデザインしている村野藤吾の展覧会では建築の展示だけでなく椅子の展示もあります。
箱根プリンスホテルのためにデザインした椅子スワンチェアには座れます。
ジャパニーズモダンな椅子。
後姿も愛らしい。とてもかいわいらしいそして上品な椅子です。

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お隣はTMD MIYAKO。
都ホテルのためにデザインされた椅子

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箱根プリンスホテルでのスワンチェア
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この子は脚長ですね。
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「村野藤吾の建築 世界平和記念聖堂を起点に」@広島市現代美術館


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# by yumily_sketch | 2017-05-24 08:27 | 講演会・セミナー・イベント | Comments(2)

「神殿か獄舎か」長谷川堯著

今日の2冊 「神殿か獄舎か」長谷川堯著
ずいぶん前にINAXREPORTで長谷川堯長谷川先生と内藤廣先生と対談されている記事を読み気になっていた本だけどその時はまだ読めなかった。
時を経て今手元に。
図書館には長谷川先生35歳の時に出版された1972年の相模書房の本とそれから35年後の2007年の鹿島出版会のSD選書とが揃っていた。
1972年の方の写真が魅力で2007年の方は長谷川先生のまえがきとあとがきと藤森照信先生の解題が魅力で2冊借りた。
本にも縁があり時期がある。
先日読んだ村松貞次郎の「日本近代建築の歴史」の中で絶賛されていた後藤慶二のこともっと知りたいと思っていた。
後藤慶二は豊多摩監獄の設計者。
獄舎といえば後藤慶二についても語られているはずでこの本を読む楽しみのひとつ。
ライトの勉強してるうちに日本の近代建築の歴史のことで知りたいことが増えていた今 求めていたことに出会えそうな1冊。


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# by yumily_sketch | 2017-05-23 07:47 | | Comments(2)

「村野藤吾の建築、世界平和記念聖堂を中心に」長谷川堯×松隈洋@広島市現代美術館

「村野藤吾の建築 世界平和記念聖堂を起点に」@広島市現代美術館でのイベント
「村野藤吾の建築、世界平和記念聖堂を中心に」講演と対談:長谷川堯×松隈洋

世界記念聖堂の設計はコンペが行われました。
結果は2等井上一典、丹下健三 3等前川國男、菊竹清訓他2名で1等該当者なしという結果でした。
結局そのコンペの審査員である村野藤吾が設計をすることになってしまいます。
このことは当時の建築界の大事件でした。
長谷川先生はその時のコンペ案の説明や村野が設計時に影響を受けた建築のことなど建築界の歴史をひもとかれました。
なかでもとても興味深かったのは村野藤吾と丹下健三の比較。
人間の尺度と群衆の尺度の意味。
丹下の建築は群衆の尺度で作られている。群衆の中で良い。しかしひとりでの居場所がない。
平和資料館は祈る場所であるのだろうか?
という問いにはどきっとしました。
この建築をそのように観ている人がいるとは想像だにしませんでした。
平和資料館だけでなく東京カテドラル教会や都庁の広場などにも共通しているということ。
どれもその空間を体感している私は納得しました。

建築評論家の建築の見方に恐れ入った気持ちです。
村野藤吾のことけっこう知ってるつもりでしたが知らないことばかりだったことを知り村野のことだけでなく近代建築のことをもっと知りたくなりました。
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展覧会の写真で一番好きなのはこの模型のバックになっている階段の写真です。
村野藤吾の階段の美。


「村野藤吾の建築 世界平和記念聖堂を起点に」
広島市現代美術館
2017年5月16日~7月9日


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# by yumily_sketch | 2017-05-21 18:12 | 講演会・セミナー・イベント | Comments(0)