カテゴリ:建物探訪( 693 )

赤坂迎賓館(旧赤坂離宮) オーダー

建築家片山東熊は欧米を視察しルーブル宮殿やベルサイユ宮殿を参考にしたと言われています。
様式建築の特徴の柱に見応えがありました。
特にコーナー部分にしびれました。
ぐるぐるうずまきはイオニア式
イオニアの連打
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これはイオニアと葉っぱのコリントが合体したコンポジット式
コンポジットの連打
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入隅にも!
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これはドリスかな。バンドありの角の柱。これは見たことないです。
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イオニアの角付け柱と壁前柱。双柱
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この力の要れようすごいです。
ここでは建築ではなく片山に語りかけられたような気がしました。
「ここも見ていきなさいよ」と。


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by yumily_sketch | 2015-11-24 14:01 | 建物探訪 | Comments(0)

アーキウォーク広島見学イベント@世界平和記念聖堂

今日はアーキウォーク広島見学イベントで世界平和記念聖堂へ行きました。
毎年即売の人気建築です。
ここでも何度も紹介している大好きな建築で何回行ってるかわからないほどなのですが
ボランティアガイドの方の説明が濃くて今日もまた聖堂の魅力新発見がありました。
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カテドラルというのは司教座のある教会のことで日本には16あるそうです。
ここ世界平和記念聖堂もその中のひとつだと初めて知りました。
私たちの街にカテドラルがあるなんてなんて素敵なんでしょう。
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鉄製窓は現場制作。
松と竹を思わせるステンドグラス。
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広島の土で作られた日干しコンクリートれんが。
中空になっています。
れんがはところどころ突起していて目地も無造作。壁に陰翳を与えています。
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ガイドの方の持っておられる石丸紀興先生著書の「世界平和記念聖堂」の本のページが膨れているのに驚きました。
何度もページを開き読み込まれそして何度もページを開きここに来られた人に見せておられるのでしょう。
素晴らしいな。
私もこの建築の素晴らしさを伝えたいひとり。
しかしまだまだ修行が足りないことを知ったのでした。
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by yumily_sketch | 2015-11-23 01:52 | 建物探訪 | Comments(6)

赤坂迎賓館(旧赤坂離宮) 日本的なもの

明治時代開国後イギリスからコンドル先生を招き日本人の建築家教育を始めます。
その初めの建築家の一人が片山東熊です。
彼は宮廷建築家となりました。
赤坂離宮は西欧の様式建築に近づくという目標を見事なしえた建築です。
フランスの宮殿のような建築ですがよく見るとこの建築には日本がちりばめられています。

この三角のペディメントの真ん中には菊の御紋
皇室を表す紋章である「十六八重菊」
左側にはかぶとらしきものがあります。
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こちら玄関には桐紋。
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上にのっかってるのは
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鎧を着た武者
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愛らしい
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鳳凰かと思ったのですがこれは子どもの鸞(らん)です。
内部には鸞がたくさんいる彩鸞の間というお部屋があります。
鳳凰は中国の伝説の鳥ですが日本の建築にもよく使われていますね。
国会議事堂にもいるし広島の世界平和記念聖堂にもいます。
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by yumily_sketch | 2015-11-10 14:23 | 建物探訪 | Comments(0)

赤坂迎賓館(旧赤坂離宮)

この夏、前から行って見たかった赤坂迎賓館の見学に行きました。
事前に申し込みをし抽選で今年は二万人が見学しました。倍率は2.83倍。
ここは大正天皇が皇太子の時新居として創られた離宮です。
世界でも最後のヨーロッパ系宮廷建築。
まるでフランスに来たようです。
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設計は片山東熊。東京駅設計の辰野金吾の同級生で京都国立博物館の設計者でもあります。

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by yumily_sketch | 2015-11-09 00:42 | 建物探訪 | Comments(0)

善根湯×版築プロジェクト

瀬戸内国際芸術祭2013秋-香川県本島の参加作品「善根湯×版築プロジェクト」通称「とぐろ」
版築とむくり屋根。
多くのボランティアの人たちの手によってつくられた建築です。
版築とは堅固な土壁をつくるために用いられる古来から伝わる工法で
一般に土、石灰、にがり、などを混ぜたものを型枠に入れ叩き締めて土を固めます。
2013年の夏の暑い中、建築家齊藤正さんや知ってる学生や観光客の方などなどが土を突き固めている過程をずっとFBで見ていてパソコン越しに感動をもらっていました。
創ったものが芸術作品ではなくて創ることも含め作品でした。
人の手で創られたのに自然の地層のようです。
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この作品のある塩飽本島は、瀬戸内海に浮かぶ28の塩飽諸島の中のひとつです。
戦国時代、住民主体の自治を築いた「塩飽水軍」が活躍したところです。
造船技術の高かった塩飽船方衆は後に宮大工や家大工へ転身します。
塩飽大工というのは幕末期から明治にかけて腕の良いことで有名な塩飽諸島出身の大工の総称で
今忘れかけられている塩飽大工の復興を願い活動されているのが続・塩飽大工衆です。

今度は塩飽大工衆の残した建築巡りしてみたいです。

善根湯×版築プロジェクト
所在地:香川県本島
作家:齊藤正+続塩飽大工衆
用途:アート作品(公共サウナ)
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by yumily_sketch | 2015-09-14 02:43 | 建物探訪 | Comments(0)

旧朝香宮邸   金物

yumily_sketchでは欠かせない金物
特に近代建築の金物は見逃せません。
大客室
マックス・アングランの扉
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レジエーターカバー
アール・ヌーヴォーぽさ残ってます。
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妃殿下室のグリル
なんとこちらは妃殿下デザイン
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大食堂
フランスのデザインのもとに日本でデザインされました。
電気鋳造
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先日オークラの記事のコメントいただきまして「或る電車」のテレビ見ました。
それぞれの分野の方々のそれぞれの真摯な想いに感動しました。
料理人の方が
贅沢とは人の想いの込められたものを味わうこと。
という意味のことを言われていました。
お料理でも建築でもデザインでも発注者も野菜も牛乳もみんな。
何にでも通じることです。

東京都庭園美術館
アール・デコの邸宅美術館
9月23日まで

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by yumily_sketch | 2015-09-08 09:47 | 建物探訪 | Comments(0)

旧朝香宮邸  ART DECO COLLECTORS②

ヨーゼフ・ホフマンの椅子
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スー・エ・マール社の椅子
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エリック・バジュの飾り棚
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この家具や食器の展覧会は9月23日まで。
アールデコファンはこの展覧会の時に行かれることをオススメします。
アールデコをたっぷり楽しめます。
堪能しました。


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by yumily_sketch | 2015-09-07 01:14 | 建物探訪 | Comments(0)

旧朝香宮邸  ART DECO COLLECTORS①

伝統的様式から新しい芸術アール・ヌーヴォーへ。
アール・ヌーヴォーは植物などの曲線が使われています。
その後1920年~1930年代に流行したのがアール・デコ。
アール・デコの建築は直線的・幾何学模様などが特徴ですが家具や食器にも表れています。
背もたれが六角形の椅子
デザインは「ガラスの家」のピエール・シャロー
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カクカクの食器かわいい。
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by yumily_sketch | 2015-09-06 15:39 | 建物探訪 | Comments(0)

旧朝香宮邸  インテリア

玄関モザイクタイル
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ラパンデザインの香水塔(セーブル磁器)
来客の際照明の熱で香水を気化させ香らせたそうで香水塔と呼ばれています。
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大客室の壁はシカモア。かわいい黒檀のイオニア発見
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1階の公の部分と2階のプライベートの空間をつなぐ第1階段
1階のインテリアはフランス人デザイナーで2階は宮内省内匠寮が担当。
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若宮の寝室
子ども部屋ですね。
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浴室
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大食堂
私このお部屋が一番好き
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次回は家具を紹介しますね

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by yumily_sketch | 2015-09-05 09:18 | 建物探訪 | Comments(0)

旧朝香宮邸   アールデコの邸宅美術館

朝香宮鳩彦様が1925年のパリのアールデコ展に訪れお気に召しパリ仕込みのアールデコ建築が日本に建ちました。
現在は東京都庭園美術館として公開されています。
アール・ヌーヴォーは植物をや自然をモチーフにした曲線的なのに対しアール・デコは直線で幾何学模様が特徴です。
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入口では狛犬が迎えてくれます。
子どももいます。
家族なのかしら。
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私が行ったときは家具と食器の展覧会で平日は写真OKというラッキー続き。

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安田侃の彫刻「風」
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次回からインテリアの紹介しますね。


竣工:1933年
設計:権藤要吉
インテリア:アンリ・ラパン
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by yumily_sketch | 2015-09-04 10:24 | 建物探訪 | Comments(2)