村野藤吾のスワンチェア  広島市現代美術館

家具や照明器具などもデザインしている村野藤吾の展覧会では建築の展示だけでなく椅子の展示もあります。
箱根プリンスホテルのためにデザインした椅子スワンチェアには座れます。
ジャパニーズモダンな椅子。
後姿も愛らしい。とてもかいわいらしいそして上品な椅子です。

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お隣はTMD MIYAKO。
都ホテルのためにデザインされた椅子

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箱根プリンスホテルでのスワンチェア
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この子は脚長ですね。
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「村野藤吾の建築 世界平和記念聖堂を起点に」@広島市現代美術館


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# by yumily_sketch | 2017-05-24 08:27 | 講演会・セミナー・イベント | Comments(2)

「神殿か獄舎か」長谷川堯著

今日の2冊 「神殿か獄舎か」長谷川堯著
ずいぶん前にINAXREPORTで長谷川堯長谷川先生と内藤廣先生と対談されている記事を読み気になっていた本だけどその時はまだ読めなかった。
時を経て今手元に。
図書館には長谷川先生35歳の時に出版された1972年の相模書房の本とそれから35年後の2007年の鹿島出版会のSD選書とが揃っていた。
1972年の方の写真が魅力で2007年の方は長谷川先生のまえがきとあとがきと藤森照信先生の解題が魅力で2冊借りた。
本にも縁があり時期がある。
先日読んだ村松貞次郎の「日本近代建築の歴史」の中で絶賛されていた後藤慶二のこともっと知りたいと思っていた。
後藤慶二は豊多摩監獄の設計者。
獄舎といえば後藤慶二についても語られているはずでこの本を読む楽しみのひとつ。
ライトの勉強してるうちに日本の近代建築の歴史のことで知りたいことが増えていた今 求めていたことに出会えそうな1冊。


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# by yumily_sketch | 2017-05-23 07:47 | | Comments(2)

「村野藤吾の建築、世界平和記念聖堂を中心に」長谷川堯×松隈洋@広島市現代美術館

「村野藤吾の建築 世界平和記念聖堂を起点に」@広島市現代美術館でのイベント
「村野藤吾の建築、世界平和記念聖堂を中心に」講演と対談:長谷川堯×松隈洋

世界記念聖堂の設計はコンペが行われました。
結果は2等井上一典、丹下健三 3等前川國男、菊竹清訓他2名で1等該当者なしという結果でした。
結局そのコンペの審査員である村野藤吾が設計をすることになってしまいます。
このことは当時の建築界の大事件でした。
長谷川先生はその時のコンペ案の説明や村野が設計時に影響を受けた建築のことなど建築界の歴史をひもとかれました。
なかでもとても興味深かったのは村野藤吾と丹下健三の比較。
人間の尺度と群衆の尺度の意味。
丹下の建築は群衆の尺度で作られている。群衆の中で良い。しかしひとりでの居場所がない。
平和資料館は祈る場所であるのだろうか?
という問いにはどきっとしました。
この建築をそのように観ている人がいるとは想像だにしませんでした。
平和資料館だけでなく東京カテドラル教会や都庁の広場などにも共通しているということ。
どれもその空間を体感している私は納得しました。

建築評論家の建築の見方に恐れ入った気持ちです。
村野藤吾のことけっこう知ってるつもりでしたが知らないことばかりだったことを知り村野のことだけでなく近代建築のことをもっと知りたくなりました。
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展覧会の写真で一番好きなのはこの模型のバックになっている階段の写真です。
村野藤吾の階段の美。


「村野藤吾の建築 世界平和記念聖堂を起点に」
広島市現代美術館
2017年5月16日~7月9日


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# by yumily_sketch | 2017-05-21 18:12 | 講演会・セミナー・イベント | Comments(0)

FLW ツアー ⑩  Dana-Thomas House②                                      

ダナ邸のある街 イリノイ州の州都スプリングフィールド
このあたりは高級住宅街だったのでしょう。
その中でもこのダナ邸はは目をみはる豪邸。
ダナさんは仕事や社交の場としてもこの家を使われていましたが近所の子どもたちに対しても開かれていて本の読み聞かせなどをしていたそうです。
そのお部屋にはアイスクリームを入れる冷蔵庫があり子どもたちへプレゼントしてたとガイドさんが言われていました。
あの時代にアイスクリーム!
こんな素敵なおうちで本を好き放題に読みアイスクリームのおやつがあるなんて
子どもたちの笑顔が浮かびます。

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外壁のローマレンガはイギリスからの輸入品。
実施図面では赤っぽく描かれていたれんがはゴールデングレーに。
そして屋根は見えにくいけど朱っぽい赤です。
このれんがの色街に優しい。
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ダナさんは1928年までこの家に住み1944年にトーマス・パブリッシング商会が買い取りました。
なのでダナ・トーマス邸と言われています。


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この街にはリンカーンが1837年から、アメリカ合衆国 第16代大統領に選ばれる1861年まで住んでいた家もありました。
無料ガイドツアーがあるみたいです。
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スプリングフィールドの見守りくんもかわいい。
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Dana-Thomas House
設計:フランク・ロイド・ライト
竣工:1902年
修復:1990年



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# by yumily_sketch | 2017-05-19 09:19 | FLWツアー | Comments(2)

FLWツアー⑨   Dana-Thomas House①

ライトがスーザン・ローレンス・ダナのために設計した住宅。
初めはローレンス家の改築から始まった設計ですが結局は旧家は隠れてしまいライト建築になっています。
ダナは社会的・政治的名声の高い家族にあり彼女自身も社会活動を活発にされていた 人でした。
ライトは同居しているダナの母親のヴィクトリアン様式のお部屋を近代的なライト風建築の中に改修せず残しています。
これは高齢の母親に敬意を表し伝統的なものを好むだろうと思って残したと言われています。
しかしながら母親はこの伝統的なお部屋よりもライトの作ったお部屋に魅力を感じ古いお部屋は使われなくなったという逸話があります。
そうなのかしら。
私はライトは自分に自信があったのではないかな。
やっぱりね。私の設計いいだろってほくそえんでたような気がするのです。
(私の勝手な想像デス)
こちらは内部は撮影禁止だったので外観写真だけ。
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ここのステンドグラスは蝶と漆がテーマ。
麦なのかなと思ってたデザインは漆なのだそう。
照明器具含め450枚以上のガラスが使われているそうです。
窓・天井・照明器具・欄間など圧巻です。
お見せできなくて本当に残念。
ご興味ある方はこちらでどうぞ。
ダナ邸のHP 
http://www.dana-thomas.org/photogallery.aspx#!prettyPhoto
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屋根にも特徴があります。
日本の寺社建築に見られるそりが入っています。
ライトはシカゴ万博で日本の鳳凰堂の展示に惹かれます。
その影響なのでしょうか。

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破風や鼻隠しにもライトのデザインがあります。
コーニスとそり屋根が合体したような感じ。
ダナ邸だけなのかな。他では見かけないように思います。

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# by yumily_sketch | 2017-05-18 10:22 | FLWツアー | Comments(2)

村野藤吾の建築-- 世界平和記念聖堂を起点に-- 広島市現代美術館

待ちに待った村野藤吾の展覧会が始まりました。
2年前に目黒美術館で開催されたとき行けなくて残念な思いをしたけれど広島で見れるなんて本当にうれしいです。
ご尽力された松隈洋先生は広島で(建築のある地)でやることは大きな意味があると言われました。
本当にその通りだと思いました。
この建築のことを広島の多くの皆さんに知ってもらえますように。

 
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鳳凰の上に十字架が・・?
竣工写真にはないので設計時点ではあったのか?
などと思いながら見てるとそんな図面を見つけました。
図面とスケッチとても多いです。
この形に決定するまでも何案もあり変革が見て取れます。
この度初公開の村野のスケッチが書かれた手帳も展示されていました。
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聖堂にある村野藤吾デザインの蓮の照明の展示がありました。
こんなに細かいデザインだったのね!図面もありました。
1983年に開催された「世界平和記念聖堂の建築をめぐって」の講演と対談のDVDは必見です。
村野藤吾はこういうところでお話しされるのは珍しいそうです。
聖堂竣工(1954年)から約30年後の1983年。村野92歳の時です。
開会時の混雑はすっかりなくなり、たまたまそこに居合わせた「世界平和記念聖堂」の著者石丸紀興先生とこのDVDの提供者とこの時の工事施工者だった方のご家族の方々と一緒に教会設計者施工者のお話を聴きました。
ほんの十数分でしたがこの建築への思いが聴いてる人たちのそれぞれの心に入ってくるという素晴らしい時でした。
貴重な映像です。どうぞお見逃しなく。
この時の司会をされた長谷川堯先生の講演と対談があります。

2017年5月20日(土)14:00~16:00
講演と対談「村野藤吾の建築、世界平和記念聖堂を中心に」

講師:長谷川堯(建築評論家、武蔵野美術大学名誉教授、東京造形大学客員教授)
   松隈洋(京都工芸繊維大学教授)
会場:地下1階ミュージアムスタジオ
定員:120名(要展覧会チケット・半券可、事前申込不要、当日先着順)



昨日は時間切れで1階しかみれませんでした。
みなさまどうぞゆっくりお時間とってお出かけされますように。



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# by yumily_sketch | 2017-05-17 07:49 | 建築 | Comments(2)

FLW ツアー ⑧  アメリカンフード

アメリカんフード食べまくり♪
着いた夜は早速BIGなハンバーガー。
すんごいボリューム。ハンバーグはしっかりお肉でぎゅっとしてて美味しかった。
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ウイング
鶏のから揚げに酸っぱい味がついてるの。
初めての味で美味しかった♪

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アメリカのイタリアンPizza
でっかーーーい。
でもアメリカは残ったものはお持ち帰りできるんだよね。

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アメリカのpizzaはクリスピーではなくて台がふっくらでチーズがじゅわわー―んとしみ込んでるんだと聞いて食べたくて買ってもらいました。
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毎日乾杯♪毎日美味しい♪
建物と食べ物三昧。
幸せ幸せ(*^^*)




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# by yumily_sketch | 2017-05-16 21:37 | FLWツアー | Comments(2)

FLWツアー⑦   アメリカのモーテル  

FLWツアーはドライブの旅で行く先々でモーテルに泊まりました。
モーテル初体験です。
リーズナブルなのにお部屋は広いし清潔だしベッドも広いし大満足♪
ここは湖の近くのモーテル。


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ここは郊外のモーテル
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お部屋の中はこんな感じ。
大体どこのモーテルも同じような作り方。
ダブルベッドにむき出しの洗面台とトイレとバスが一緒になってる。

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チェアもあるしデスクがあるところもあり。
冷蔵庫はあったりなかったり。
バスタブはほとんどありだけど時々センがないところもあり。

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宿の予約は(というか日程も全部)Kちゃんのお父さんに全部お任せだったのだけど
何気にアメリカンなセレクトしてくださっていて日本でもヨーロッパでも味わえないアメリカンな旅を満喫♪♪
感謝感激毎日わくわく(*^^*)




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# by yumily_sketch | 2017-05-14 19:11 | FLWツアー | Comments(2)

茶室一来亭  神勝寺

神勝寺は2回目の訪問です。
前回の時気になりながら入れなかった茶室一来亭に行きました。
ここは利休が聚楽第屋敷に建てたと言われている一畳台目の茶室を中村昌生さんの設計により復元されたものです。
一畳台目は秀吉が嫌い二畳に改められました。
待庵がそうですね。待庵は2畳に床の間がついている小空間ですがここはもっと小さいのです。
待庵は見学のみで空間を味わうことはできないので利休の小空間を体験したい!というのが今回の目的でした。


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想像以上に狭い感じがしました。
待庵は二畳なのにそれ以上の広さを感じるとよく言われているのを聴いていたからかもしれません。
今回は私一人で入ったのですが次回は二人とか三人を体験してみたいです。

現存していないのですが千家三代目宗旦は床の間なしの一畳台目を作っています。
これが究極の小空間でしょうか。
この古図を忠実に再現したものがこちら一来亭。
次回は秋に再訪したいです。


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# by yumily_sketch | 2017-05-10 09:56 | 建物探訪 | Comments(0)

神勝寺社務所 松堂  

藤森照信先生の創られた社務所松堂
建設の時なみなみの屋根銅板曲げワークショップの参加者を募集されていまして
行きたかったけど酷暑の夏で体力に自信なくて行けなかったことを思い出します。
藤森先生の建築は素人参加のものも多くて人の手で作られている感が良い味を出しています。
参加してたら楽しかっただろうな~。




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柱は地元のアカマツ。
アカマツはかびやすいので銅板の洋服を着ています。
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ブーツもはいてる♪
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土壁の陰影美しい
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しっくい壁
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禅宗のお寺にふさわしく列柱を作ることを意識したと藤森氏。
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お寺の方は屋根のてっぺんに松を植えると聞いた時驚かれたそうなのですが
でも藤森先生があんまり楽しそうに話されるからやっちゃったということだそうです。
楽しい建築が出来ています。



写真は秋に訪れた時のものです。



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# by yumily_sketch | 2017-05-09 16:52 | 建物探訪 | Comments(2)