植田正治写真美術館

設計は国際的建築家高松伸。
作品もご本人もかっこいいを超越したところにいらっしゃるような建築家。
建築史家の藤森氏は高松氏のことを「眠狂四郎」のようだと言われていてうまいたとえだと思う。
何で植田写真美術館が高松さんだったのかなあ・・。
そこらへんにも興味があったりする・・。

展示品と建築の違和感を感じるものもあるけれどここではそんな違和感があったわけではない。
ただ植田さんの作品と高松さんの建築は交わるのではなく違う次元で平行線でありお互いを干渉しない微妙な関係であるように感じるのだ。

大山望める田園の中に無表情な箱が4つ。
帰り際この4つの箱は植田正治さんの代表作「少女四態」をイメージしたものということを知った。


建築が個人美術館であることをまるで無視しているかのようで一番根っこの部分で十分にとらえていたことがこの微妙な関係を生んでいるのかもしれない。
この微妙な関係と植田調の「間」に通じるものがあると感じた・・・。

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ここの美術館のパンフの写真は植田さんが撮られたものではないのよ。
写真家でご自分の美術館だから植田さんが撮られるのが当たり前だろうと思うけれど、違うと聞いて少し意外で大きく納得。




植田正治写真美術館
〒689-4107 鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3
設計/高松伸建築設計事務所
施工/竹中工務店
敷地面積/16,175.08m2
建築面積/1,717.85m2
延床面積/2,825.30m2
構造・規模/SRC造・地上3階



yumily
広島ブログ
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by yumily_sketch | 2006-11-06 09:26 | 建物探訪 | Comments(4)
Commented by k2dmd at 2006-11-07 06:48
本当に写真が好きで、写真を愛していた方ですが、
ご自分のイメージを具現化されることが多く、
植田先生が建物を撮る姿は、どうにも想像できません。

yumilyさんの記事を見て、在りし日の植田先生を写したフィルムを探したのですが、
どうしても見つかりません。(整理が悪いなあ、おいら。)
Commented by yumily_sketch at 2006-11-07 07:59
k2dmdさん そうですね。
想像できないですよね。
写真家の人は何でも撮るわけではないんだということを知りました。

植田さんの写真からは純粋に写真を愛しているということが伝わってきますね。
そして写真というのはあるものをそのままに写しますが、撮る人の感性はもちろんですがその人の生き方や大切にしてるものまで表現されるものなんだと感じました。

うかうかシャッターきれん・・・(笑)

K2dmdさんから写真の奥深さを教えていただいています。
いつもありがとうございます。
これからもよろしくです!
Commented by k2dmd at 2006-11-08 00:50
うかうかシャッター切っちゃってください。(笑)
yumilyさんのところは、だいたい毎日のように見させてもらってます。

おいらは自分をさらけ出すことが出来たらと思って、ボチボチ写真やってます。

Commented by yumily at 2006-11-08 08:47 x
お友達の大勢いらっしゃるk2dmdさんがいつも来て下さっているとはうれしい限りです。

自分をさらけ出すとは・・・
さすがです。
自然体でおられるK2dmdさんらしいおことばです。

私は怖くてできませーーーーーん!!
まだまだ修行が足りません・・・(笑)

K2dmdさんの写真はあったかいなあ・・と私は感じています。
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