富弘美術館2

富弘美術館

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富弘美術館に関しては星野さんの作品への思いもあったが建物にもとても興味あった。
群馬の小さな村の小さな美術館建替えが1200点以上の応募があった大きな世界コンペとなった。
審査委員長 伊東豊雄。
ガラス張りの公開審査だった。

この建築と星野さんの作品とどうマッチするんだろう?という思いがずっとあった。
行く直前に先輩から「あれは星野さんだからいいんだ」と言われ、その意味もさぐりたかった。

外観のクールでシンプルすぎる印象とは違い内部は凛としつつもほどよい暖かさが感じられる。
この建物はいくつもの丸でできていて、くるくると次の円へ自然に導かれていく。
不思議と丸い壁への違和感はない。

照明計画も他の美術館ではみたことがないようなものだった。
天井からの間接照明と壁からの間接照明、そしてスポットライトが組み合わされていてうまいと思った。


建物も草木湖含む廻りの自然も素晴らしかった。
でも先輩が言われた意味と自分が持っていた疑問は解決されない。
その不完全燃焼がますますこの建物に興味をわかせ「新富弘美術館 建設国際設計競技」というコンペの詳細が載っている厚い本を買い帰りの新幹線で夢中で読んだ。


建物見学をすると
無条件に感激するものと
好みでないものと
そしてわからないものとがある。

わからないというのは
何かがありそうだけどそれがわからず掴めないもやもやした感じ。
自分の中での不完全燃焼。
こういう建築に出会ったときはまた何年か後に再びたずねてみたくなる。


富弘美術館はそんな建築だった。




富弘美術館

所在地 群馬県みどり市東村草木86
設計者 aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所
施工者 鹿島建設関東支店
敷地面積 約18,114㎡
建築面積  2,463.50㎡
延床面積 2,463,50㎡
階数    地上1階
構造    鉄骨造 一部鉄筋コンくりート造
工期   2003年9月~2005年3月
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富弘美術館上から見たらこんなの。
いくつもの丸でできている。
こんな形になっているのは近くの山へ登らなければわからない。でもその山は立ち入り禁止。(泣)
敷地に立つだけではこの建物が丸のつながりになっていることはわかりにくい。


yumily
広島ブログ
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by yumily_sketch | 2006-08-01 02:25 | 建物探訪 | Comments(2)
Commented by 幻燈団・団長 at 2006-08-02 23:10 x
“虚構の空間を美しく演出したまえ”
こんな言葉を残して先日亡くなった建築家と、この美術館の設計者は、間接的にではあるが、つながっている

幾何学の虚構の空間に、情感たっぷりの絵・・・ 
存在の次元が違うから、絵と空間がすれ違うのはしょうがないこと
不完全燃焼の違和感とは、こんなところにあるのでは?
Commented by yumily_sketch at 2006-08-03 00:24
存在の次元が違う・・・・・のか・・。
そのとおりかもしれない・・・・。

審査委員長が
「現代建築が果たして星野さんのやさしさを抱合し得るのか。
これは星野さんや東村の人々による現代建築への挑戦状と受け取るべきではないでしょうか。
私たちは現代建築の意味を問われているのです」と言われている。


不思議なんだけど
今回の不完全燃焼は少々気持ちがよかったりする。
建築の奥深さを見せ付けられたような・・・。
そんな気持ち。

建築って素晴らしい!!(意味不明)

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