FLW ツアー ㉔  トリビューンタワー

1922年に「世界で一番美しいオフィスビルディング」を競う新聞社主催のコンペがありました。 世界各国から264の作品が応募されたほど注目されたコンペでした。
1位に選ばれたのはジョン・ミード・ホーウェル( John Mead Howell )とレイモンド・M・フッド( Raymond M. Hood )のネオゴシック案。
36階建てで24階から上は塔になっていてゴシック建築の特徴でもあるフライングバットレスが囲んでいます。圧巻です!!
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このコンペはグロピウス( Walter Gropius)やエリエル・サーリネン(Gottlieb Eliel Saarinen)なども応募していました。
こちらがグロピウス案。
さすがバウハウスの初代校長。モダニズムです。
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こちらがエリエル・サーリネンの案
上階に行くほどセットバックさせていく提案は当時新鮮だったそうです。
エリエル・サーリネンはチューリップチェアの作者エーロ・サーリネン(Eero Saarinen)のお父さんです。親子で建築家でした。
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トリビューンタワーはシカゴで最後の古典様式建築です。
これからシカゴは新しい時代を迎えていくんですね。


設計:ジョン・ミード・ホーウェル( John Mead Howell )
   レイモンド・M・フッド( Raymond M. Hood )
竣工:1924年



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by yumily_sketch | 2017-07-13 09:33 | FLWツアー | Comments(2)
Commented by sunagimo-confit at 2017-07-13 10:57
えー、イス作ってる人が、建築も、なんですねー。あー、建築有りきのイスだったんでしょうか…。勉強不足でスミマセン。わー、イロイロ勉強になります。有難うございます…。
Commented by yumily_sketch at 2017-07-14 00:57
> sunagimo-confitさん
建築作ってる人が椅子も・・が多いです。ライトもコルビジェもミースもですよね。
日本では村野藤吾とかね。
チューリップチェアは建築のために作った椅子ではなく1本脚の椅子を作りたかったのです。
テーブルの脚4本+椅子の数×脚4本。どんだけ脚!ウルサイ!美しくない!耐えれん!
ということでエーロサーリネンさんは1本脚のチューリップを作ったのでした。
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