城大工

姫路城築城の時、池田輝政に命を受けたのは棟梁・桜井源兵衛でした。
9年間、寝る間も惜しんで仕事に打ち込み、やっと完成した姫路城でしたが少し傾いているように思えてなりませんでした。
竣工後妻に少し傾いて見えると言われショックで天守の上からノミをくわえて飛び下りたという悲しい伝説があります。
実際に城が東南に傾いていたのは解体修理で確かめられています。
それは東と西の石垣が沈んだためでした。

高層建築である天守閣のあるような城を最初に創ったのは織田信長です。
城の周りの城下町形成の完成も信長・秀吉の時代です。
築城の命を受けた棟梁の小説を思い出しました。
織田信長の命により、安土城築城の総棟梁となった岡部又右衛門の小説「火天の城」。
読みかけてたのを一気に読みました。

今までにない木造高層建築で南蛮風城郭に奮い立つ岡部又右衛門の執念ともいえる情熱。
廻りの石工頭や杣の頭など命を懸けた仕事ぶりなど当時の城郭建築の凄まじさが描かれています。
身体の血が小躍りする本でした。
以前に西田敏行さん主演で映画にもなっていますが本はもっと面白い!
建築興味ない方でも是非!

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yumily
広島ブログ
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by yumily_sketch | 2016-02-05 10:53 | | Comments(0)
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